大変ご無沙汰しております。ハーマイお兄です。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
突然ですが「リヴリーアイランド」というオンラインペット育成ゲームをご存じでしょうか?←
実は昨日、そのリヴリーアイランドというペット育成ゲームがサービス終了しました。
私の青春です。今回はリヴリー終了を惜しんでアオハルを振り返ってみます。
- リヴリーでの甘酸っぱい思い出
- リヴリーでのきっかけ【中二】
- ヒトとの出会い
- リヴリーのクモリンク経由でブログへ発展
- ブログを書かなくなった僕とヒト
- 突然ブログを更新したヒト
- 身勝手で身勝手の身勝手な気持ち
リヴリーでの甘酸っぱい思い出
さて、規制規制でしがらみだらけで自由に恋愛が出来なくなってきた昨今。
皆さんはネットで恋愛をしたことはありますか?
僕はあります。
私がリヴリーアイランドを始めたのは小学校5年生頃~。
リヴリーのゲーム内容としては、アイランドを一つ貰い、そこで好きなペットを飼育するゲームです。
アメーバピグの部屋のようなものですねっ
(あ、あれももう無いのか…世知辛い…)
リヴリーでのきっかけ【中二】
もう10年以上昔のお話ですね。
忘れもしない、僕が中学二年生の頃のお話です。
なんだかんだ、リヴリーを育てて数年たっていました。
リヴリーアイランドでは各アイランドの中に掲示板が置かれており、
そこでリヴリーのお世話を代理で行ってくれる餌屋さんだとか、協力しながら害虫?を倒すメンバー募集とか、各々で運営側も半公認のような感じで独自のコミュニティが形成されていました。
その中に、友達を作るための話のテーマに合った専用アイランドのようなものがあります。
当時そこには交流掲示板なるものが存在し、友達の少なかった僕は友達が欲しくて仕方なかったので、
掲示板に「友達募集!!」とか稚拙な文章でドキドキしながら書き殴っていたわけです。
あの時の気持ち、、今の子供に、理解できるかなあ~(cv浜田)
と思ったけど、Twitterで友達募集してる人ガンガンいるので理解できますね。w
中二病で、尚且つ碌な文章力も無いながらの雑な書き込み。。。
ワクワクして1時間ほど待ちましたが、何分経っても私宛の返事は来ず…。
こんなん来るわけないよなあ。。。と。
諦めて寝てしまった次の日、僕のアイランド(アメーバの部屋みたいなやつ)の掲示板にメッセージを残していってくれた子がいました。
ヒトとの出会い
「ヒトって言います。私で良ければお友達になりませんか?」
年齢は僕と同じ中学2年。14歳。
住みは僕が千葉県のど田舎、ヒトが愛知県のど田舎でした。
文章が中二とは思えなく上手で、文字だけなのに可愛らしさを感じました。
一方僕は稚拙な文。はっきり言って小学生レベルに見られていたでしょう。
それでも、そんな僕を受け入れてくれる彼女。
僕が返したコメントに親切に返してくれる彼女。
それから、何度もお互いの島に行き、コメントをし合う仲に。
学校から帰ってすぐにリヴリーを開き、彼女のアイランドへ。
彼女のペットに餌を上げ、彼女が僕のペットに餌を上げと、
お互い助け合いながら、お互いの島でコメントのやりとりをしながら、
お互いの事を深め合っていきました。
彼女とは住んでいる場所も遠いので会うことは叶いませんでしたが、、、
当時オタクだったこんな僕に構ってくれる彼女の優しさに心底惚れていました。
(当時、今とは異なりアニメオタクは否応なくキモがられていました…...理不尽。。)
それでも会ったこともない、顔も見たこともない女の子なのに、
僕は気になって仕方なくなっていました。
リヴリーのクモリンク経由でブログへ発展
そんなある日、彼女はブログを始めます。
(リヴリーのクモリンクという機能で別サイトに飛べました。)
内容は主に学校のことや、アニメの話。
当時はハルヒが流行ったアニメ黄金期。
僕も完全なアニメオタクだったので、いつも楽しみにブログを見ていました。
「デスノート超やばぃ!」
「虫は嫌いだヶど、トカゲは好き!」
趣味は合わないなーwとか思いつつもたまに垣間見える女子っぽさが、とてもキュートでした。
もっと色んな話を聞いてみたい。もっと色んな話を伝えたい。
そこで、僕もFC2ブログを開始します。笑
でもまあコメントはほぼ、ヒトだけです(笑)
でも、僕はそれだけで幸せでした。
彼女と話が出来ることが楽しくて楽しくて、ブログを書き続けました。
そんなブログ日記の見せ合い。
今では考えられませんが、なんと約2年間ほぼ毎日ブログを書き続けていました。
時にはちらほら学校の友人や新しいブログ仲間が増えましたが、、
みんな2年もすれば面倒くさくなってブログを閉鎖。
ブログ友達はやっぱりヒトだけになっていました。
ブログを書かなくなった僕とヒト
時は経ち。僕は高校生。
大学入試に向けた受験勉強も始まり、ブログを更新しなくなっていました。
というより、ヒトもその頃には高校生。
当時のJKといったら、ガラケーでモバゲーやらmixiやらが主流。
パソコンのブラウザゲームをやる人なんてほとんどいませんでした。
当然、ヒトもJKとして毎日忙しく過ごしていたことでしょう。
僕のブログへのアクセスは月1回あるかないかになっていました。
(足跡のようなものが付きます。)
そして、数か月に1回あるかないかのアクセス数の時、
僕は誰も見てくれないブログを完全放置しました。
ヒトはそれからしばらくの間はブログ更新を頑張っていたのですが……。
それから数か月後に、ヒトも同じくブログを放置しました。
突然ブログを更新したヒト
それから約半年後、忘れもしない201〇年の3月。
まだ肌寒さの残る日和でした。
いつもはガラケーでモバゲーの怪盗ロワイヤルをやっていた私ですが、
なんとなく、本当になんとなく彼女のブログを久しぶりに見に行きました。
すると
タイトル「ご無沙汰してます。」
なんと、ブログが更新されているではありませんか!
しかも日付は更新されてからまだ四日しか経っていない!
僕は久々にドキドキしながら内容を見ました。
・国家試験(応用情報。すげぇ…)を受けて合格したこと。
・デスノートが相変わらず好きでいること
・リヴリーアイランドを今でも続けていたこと
・ニコニコ動画にハマっていること
たくさんの情報が織り交ざっていました。
本当に嬉しくて、久々のコメントをします。
「こここ国家試験( ´∀`)゚Д゚)・∀・)゚∀゚)・ω・)´_ゝ`)`∀´> ̄ー ̄)*゚ー゚)-_-)゚∋゚)!?!?」
この顔文字を本当に使いました。
今見るとアホやなあ…。
でも、それだけ嬉しくて、喜びをどう伝えたらいいのかわからなかったんです。
ヒトも数日後コメントに対しての返信をしてくれました。
久々の会話。やりとり。
会ったこともないのに、まるで再会出来たかのように嬉しくて、
昔を思い出して当時ガチで泣いていました。
またブログ再開するのかな・・・?
更新するなら、俺もまたやり直そうかな………
そんなことを思っていた数日後、一気にその気持ちは地の底へ転落します。
身勝手で身勝手の身勝手な気持ち
数日後、ヒトの最後の記事に見知らぬ男性がコメントを残していきました。
男「色々検索してたら、たどり着いちゃいました。
いきなりのコメント失礼します!
記事を色々見させていただいたのですが・・・
なんと同じ地元〇〇市の方・・・!!
ということで驚きました!!!!
」
あー、同じ地元なんだ。。。
ヒトもその後にコメント。
ヒト「えー嬉しい!凄いですね!
こんなブログで良ければいつでも覗きに来てください^^
一応コメだけは必ずお返ししているのでw」
誰に対しても優しいなあ、さすがヒトさんやあー。
するとその男性。
男「自分から発表しといてなんですが、やばいかもですね( ´∀`)ww
ヒトさんの私のブログへのコメント、非公開で大切に保管させていただきました( ´∀`)
色々お話したいので、メールが出来ればいいのですが(;ω;)笑」
・・・え?
・・・は?
初見で、それも一日そこら話しただけの男が何?アドレス交換とかなに言ってんの???
常識では考えられない、アンビリバボーやないか。
そんなんでヒトがアドレス渡すわけがないだろう!!
何年もラインも交換せず顔も見せずに一緒に過ごしてきたんだ!
俺だからこそヒトのことが分かるに決まってんだろ!!帰れタコ!!!!!!!
すると・・・・・・・
ヒト 「全然イイですよー!!!
いつでもメールしてください!!!w」
いや渡すんかーい!!!!!!!!!!!!!!!!!
・・・それから、ヒトはブログを更新することは二度とありませんでした。
私はFC2ブログを閉鎖。
私の初恋は幕を閉じたのでした。
顔を知らない人を勝手に好きになり、そして勝手に失恋したお話でした。
おしまい。
p.s リヴリー、スマホアプリで復活したみたいですねw
おめでとうございます🎊